【ネタバレ有】蟹工船 のあらすじ【まとめ】

2009年公開邦画蟹工船」のあらすじメモ。

生臭さが漂う船内うさぎが飛ぶぞと声が上がった次の瞬間に船内はぐらりと大きく揺れる

ここは蟹工船オホーツク海カムチャッカ半島沖海域にその秩父丸は漂っていた

声さえも凍えるような寒さに震えながら日々単調な作業を劣悪な環境下で働き続ける出稼ぎ労働者たち

国家的事業の名の下に暴力と権力を振りかざす絶対的支配者の浅川この絶望の終わらせ方は来世のみとある一人の漁夫が言い出したことにより差す

弱者が強者に立ち向かう時は静かにやってきていた

原作蟹工船1926年に発表された小林多喜二の小説プロレタリア文学と中でも特に代表作とされ国際的な評価も高くいくつかの言語に翻訳され出版されている作品

プロレタリアとはドイツ語で賃金労働者の階級無生産者という意味

そしてプロレタリア文学は共産党主義思想に基づき戦前の日本帝国の現実を書いた文学のこと作者である小林多喜二さんの最期は同志に会う為に待ち合わせた場所に特別高等警察が踏み込み捕まった小林は思想を変えることを拒否した為に拷問の死亡

当時は心臓麻痺と発表され遺族に遺体が返された明かな拷問の後に解剖を要請しても特別警察を恐れどこの大学も引き受けてはくれず

作品作者共に当時の時代背景についてよく分かるこの一作作者自身も権力と戦いそしてのちにプロレタリア文学の代表作として名を残し真実が公になったことを踏まえてもう一度映画を鑑賞するとまた観方も違うと思えました

既に著作権が失効していますので青空文庫から小説を読むことも出来ますので是非読んでみると更に面白さが増すでしょう

小説では主人公はおらず酷使されている労働者達の様子が書かれていますが映画では主人公は漁夫の新庄松田龍平蟹工船の絶対的支配者浅川監督を西島秀俊特に見所はやはり浅川監督

人間の限界をよく知っている彼は人を食ったような態度を取る蟹工船の支配者容赦ない制裁を加え労働者たちを人とも思わず扱わず酷薄な

そんな一人に労働者たち全員は立ち上がり自由を勝ち取ろうと奮起するきっかけとなるのは新庄と塩田新井浩文隙を見て小船で蟹工船から逃げた先で助けられたロシア漁船敵国であるロシア船と自分たちの船との違いを目の辺りにしたこと

通訳の男に助言を貰い自らまた蟹工船に戻った二人がしたことは

どんな逆境に立たされても諦めないことが大事もう一度だと立ち上がる勇気を貰える一本です

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