【ネタバレ有】華氏911 のあらすじ【まとめ】

洋画「華氏911」のあらすじメモ。

映画の概要

  • 映画の概要:
    • カンヌ映画祭にて最高賞パルムドールを受賞した、マイケル・ムーア監督のドキュメンタリーです。アメリカ同時多発テロからイラク戦争に至るまでのジョージ・W・ブッシュ政権の姿勢を追及しています。
  • 公開日:
    • 2004年8月14日(日本公開)
  • 監督:
    • マイケル・ムーア
  • 出演:
    • ジョージ・W・ブッシュ
    • ドナルド・ラムズフェルド
    • コンドリーザ・ライス
    • ブリトニー・スピアーズ
    • ジョン・アシュクロフト
    • マイケル・ムーアほか

あらすじ

2000年に行われたアメリカ合衆国大統領選挙。

第41代大統領ジョージ・H・W・ブッシュの息子、共和党のジョージ・W・ブッシュ候補は米国建国史上最も接戦となった選挙を僅差で制し、民主党のゴア候補を破って第43代大統領に就任しました。就任式ではブッシュに抗議する反対派がブッシュの乗るリムジンを取り囲もうとするなど物々しい雰囲気の中、ブッシュ政権は船出しました。

就任後しばらくは穏やかな日々を送っていたブッシュでしたが、2001年9月11日にニューヨークなど全米各地で同時多発テロ事件が勃発してから状況は一変しました。

この日ブッシュはある小学校を訪問し、児童に絵本を読み聞かせていた最中に知らせを受けました。FBIは以前から国際テロ組織アルカイダがテロを起こすであろう危険性を危惧していましたが、ブッシュ政権の高官たちはこれを否定していたのです。

マイケル・ムーア監督はこのドキュメンタリーを制作するにあたり、独自で取材を進めるうち、テロの首謀者とされるオサマ・ビン・ラディンの一族とブッシュ一族に接点があったことを指摘します。その折、ブッシュ政権は独立調査委員会によるテロ捜査を打ち切り、アフガニスタンで軍事活動を展開します。

さらに、父ブッシュが湾岸戦争で敵対したサダム・フセイン大統領率いるイラクを目の仇にし、アルカイダとの関係や大量破壊兵器の存在を糾弾します。さらにテロ事件を口実として国民のプライバシーを国が監視することができる「米国愛国法」を成立させます。

米国民は政権を批判しただけで取り調べを受けるなど自由を奪われていきました。そして2003年3月19日、アメリカ軍はアルカイダとは全く無関係なイラクに宣戦布告し、遂にイラク戦争が開戦しました。

歌手のブリトニー・スピアーズなど共和党支持者が戦争を支持するなか、戦局は次第に悪化していきました。何の罪もない民間人が数多く犠牲になり、イラク人捕虜が米軍兵士から性的虐待を受けるなど社会問題も発生していました。

米国軍も数多くの死傷者が増え、軍の病院では手足を失ったり精神を病んだ兵士で溢れかえる惨状となっていました。

一方、アメリカ本土では軍のスカウトがスーパーマーケットなどで若者を「有名ラッパーも兵役に就いていた」などと言って軍隊に勧誘していました。貧しい若者は愛国心よりも金稼ぎのためにやむなく軍隊に入る者ばかりで、一方の政治家で我が子をイラクに行かせた者はほとんどいませんでした。

マイケル監督は、我が子をイラクに送り出したある母親を取材します。愛国心の強いその母親は毎日玄関に星条旗を掲げ、国のために戦う我が子を誇りに思っていました。しかしある日、その母親のもとに、息子が搭乗したヘリコプターが撃墜されて死亡したという非情の知らせが届きました。さらに、息子は生前、ブッシュ政権に対して強い憤りを抱いていたことも明らかになりました。

マイケル監督は続いて、イラク帰還後に退役したひとりの元軍人を取材します。元軍人は心に深い傷を抱えており、マイケル監督に戦争への最悪感を告白します。戦争はさらに泥沼化していき、犠牲者は増える一方、戦争で大儲けを目論む軍事産業の上層部は豪勢なパーティーを開いていました。以前マイケル監督が取材した、息子を戦争で失った母親は、マイケル監督を伴ってホワイトハウスに向かいます。

そこには戦争反対を掲げ座り込む老女の姿があり、突然現れたサングラスの女がカメラに向かって「この老女のやっていることはヤラセだ」と罵りました。母親は厳重に警備されているホワイトハウスを睨み、イラク戦争が正しい戦争だと信じていた自分を責めて泣き崩れます。

ブッシュ大統領は、あるテレビ演説で地元テキサスのことわざを引用し、「一度だけ私を騙したなら君の恥、二度も私を騙したのなら私の恥」と語ります。

マイケル監督は「あなたこそ恥を知るべきだ」と返します。

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